元々旅が好きな子どもだった、と思う。
お出かけじゃなくて旅が好き(むしろ普段は出不精)
非日常というか、毎日をリセットできる爽快さを子どもながらに感じていたのかは分からない。
でも旅行ガイドを読んで架空の旅程を作るのはもはや趣味とも言えるかも。
多分ファンタジー小説を読むのに少し似てる。
そんなこんなで旅好きな私がコロナ禍をモヤモヤ過ごしていたら、なんといつか行ってみたいと思っていたウクライナにロシアが侵攻してしまった。
そのときは何となく参ったなと思っていただけだったけど、ふとYouTubeでウクライナ旅の動画を見たときに自分でも驚くくらい涙が出てしまった。
それで、「そうだ、今行かないといつ行けなくなるか分からない」と遅まきながら気づくことができた。
戦争はもちろん、自分だっていつまで健康かわからない。
祖母の遺言は「良くなったらみんなで温泉行こう」だった(旅好きは彼女の遺伝かも)
今日がいちばん若いから。
今は環境に恵まれて年に数回長期休暇が取れるので、これ幸いと予定を詰め込んでいる。
日本人が最強のパスポートを持てるうちに、そして自分の足がまだしっかりしてるうちに。
そして今日も一つ旅の予約をした。