物騒なタイトルになってしまったのでそのうち変えるかも。
仲の良い友人同士で話しているとご実家や義実家とうまくいっていない人、そうでもない人に分かれている。そしてうまくいっていない子は、優しさゆえに悲しい気持ちを抱えているケースが多いように思える(うまくいっている人が優しくない訳ではないと書いておく)ところで私は自分の目線では(これが大事)義実家とうまくいっていると思ってます。それは夫の両親がとても穏やかな人たちで、多忙な私たち夫婦がなかなか帰省できなくても細く長い関わりを受け入れてくれているからこそだといつも感謝している。
それで、うまくいっていないケースでの問題について親サイドと子どもサイドで分けて考えてみた。
親世代の方に言いたいのは、「あなた方は同じことを自分たちもやってきましたか?」と「将来子ども世代にお世話になる可能性を考えてきましたか?」の二点。私の母が実例で恥ずかしいのだけど、自分は散々娘(私のことね)のお世話や金銭面のサポートを母親(私にとっての祖母)にお願いしたのに、いざ自分が介護する段には文句の多いこと多いこと…。それでいて私には将来の介護を仕切れと騒ぐのでもう本当にうんざりしました。近所に孫のいないあなたには誰もお世話になっていないでしょうに、とよく心中で悪態をついたものです。冷たいと言われるかもしれませんが、私は学生時代から上記のことを母から言われ続けた結果、金銭面で自立できる道を選び何かあったときに対抗しよう…とひっそり悲しい防衛策を取っています。子どもは意外に親のことをちゃんと見ていますよ、と言いたい。
そして子ども世代の方に伝えたいこと。ちゃんと意見を言おうということ、いざという場合には逃げようということです。世の中には実家への援助や介護を求められたり、そこまでいかなくても昔の考え方によって嫌な思いをしているケースはごまんとあります。私たちだって親の気持ちや時代の流れは分かるから、多少の嫌な思いはスルーしましょう。でも、一線を引くべきときには理路整然とノーを言いましょう。友人の中には、共働きだからと援助を求められたり孫を産むよう酷い言葉を投げられるケースもあると聞きます(孫発言は私もだけど)そんなとき、今の子育て世代を取り巻く状況や社会情勢、何より自分の意見を言うことはとても大事だと思う。そして理解してもらえない場合にはあっさり逃げてしまってもいいんだと声を大にして言いたい。それは決して親不孝なんかじゃないし、一番大切なのはいま自分たちが幸せでいられることだと優先順位を再確認してほしい。話を聞いていると悩んでいる子は逃げられていないケースが多いように思えて、でもグループLINEや同窓会ではなかなか言えず、歯がゆい思いをしていました。
少子化で子ども世代にかかる期待が大きく、でも社会がそれを許さない状況で私たち、そして私たちの子ども世代は本当に苦しい思いをしているので、この記事で少しでも心が軽くなる人がいればと書いてみた。