夫にも伝えていないけど、祖母を亡くしたときに一年近くグリーフケアを利用した。
医療機関で自費で受けられるカウンセリングは良心的な料金で、そして親身になってくれる先生に出会えた。
自身の人間関係に影響させず、先生に気持ちを整理してもらったり、もちろん辛い気持ちの揺り戻しがあっても構わないと言ってもらえた事が当時は本当に支えになっていた。
そして何より自分を褒めたいのは、まずグリーフケアを利用しようと決められたこと。
外部に助けを求め、友人や家族に寄りかかり過ぎない方法を選択できたのは自画自賛だけど偉かったと思う。
祖母を亡くしたことや悲しかったことを隠す訳ではないけど、距離感をもって周囲に伝える心の状態にまでもっていけたのはグリーフケアあってこそだった。
私はそこまで求めなかったけどグリーフケアを受ける人たちの会もあって、そこを利用することもできる。
利害関係のない人たち同士で話をすることは心を軽くするんだと思う。
いったん終了したけどいつでも戻ってきてね、と言ってくれた先生の言葉をお守りに今日も元気に生活している。
適切な先生を選ぶ前提で、本当に良いカウンセリングだと思ったので書いておく。
